看護師・薬剤師・カウンセラー・ソーシャルワーカーの役割
エイズ(HIV)の治療では、医師だけでなく看護師や薬剤師に相談する場面も出てきます。
日和見感染症を発症して入院した場合はもちろん、体調管理や服薬状況、生活環境の変化などで、医師に話しにくいことでは看護師がフォローしてくれるケースがあります。
また、抗HIV療法では多剤併用療法を行います。
医師があなたに合った薬を処方するわけですが、処方の際薬剤師も注意して処方を確認しており、色々と相談に乗ってくれます。
内服方法や副作用についての疑問点や体の不調などがあれば、薬剤師に相談してみるのも1つの手です。
■ 詳しくはこちらにも説明してあります。
→ HIVウイルスの薬剤耐性
- 回数、錠数、食事との飲み合わせ
- 飲み忘れに気付いたときの対応
- 医師の説明だけでは解りにくかった場合
など、薬に関してのことは薬のスペシャリストに聞いてみると医師よりも解りやすく説明してくる場合もあります。
特に、抗HIV薬は決められた用法を守って服用しないと薬剤耐性を持ってしまい、その後の治療に影響が出ます。
不明点がないようにしっかりと理解した上で服用してください。
また近年は、院内処方する病院が減ってきました。
ほとんどが院外処方へ移行してきています。
院内処方であれば薬剤師にも話が聞きやすいですが、院外処方の場合は、少し薬局を考慮する必要があるかもしれません。
たとえ、抗HIV薬の処方が出来てもHIV(エイズ)の専門知識や経験が少ない薬剤師しかいない薬局であれば、期待する回答が得られないからです。
院外処方の場合、どの薬局で薬をもらえばよいか病院と相談してみてもいいでしょう。
カウンセラーとソーシャルワーカー
HIV(エイズ)は家族や友人、会社の同僚に病名を告げることすら難しい病気です。
病名を告げるだけでも難しいため、当然相談もしにくく、なかなか相談できていないというのが現状です。
自分ひとりで悩みを抱え込んでいてはいけません。
こんなときはカウンセラーを利用してみましょう。
カウンセラーは治療を成功へ導くために大変重要な役割を担ってくれています。
医師や看護師、薬剤師よりも、より身近な立場で相談を受けてくれるためです。
告知直後だけでなく、家族やパートナーとの関わり、社会的な偏見、セーファーセックス、薬物使用、高齢化など。どんな些細な悩みも溜め込まず相談するようにしてください。
病院内にカウンセラーがいなくても、現在は、派遣カンセラー制度が利用できるようになってきています。
費用はかかりませんので、是非活用していきましょう。
また、カウンセラーの他にソーシャルワーカーも居ます
福祉制度の説明や、外国人のビザ関係、保険の取得などの問題がある場合は、ソーシャルワーカーがスムーズに解決へ導いてくれますよ。
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